標高差:400m
累積標高差:922m

2011年03月24日(当時62歳)


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福岡県田川郡添田町
登り:1時間33分、下り:1時間54分
トータル:3時間29分
ウィキペディアから
  山の中腹500m近辺に英彦山神宮奉幣殿があり、多くの参拝客が訪れる。山頂には上宮がある。
2005年10月には、英彦山神宮へ続く参道沿いに、参道起点の銅の鳥居横から英彦山花公園を経由して参道終点の
英彦山神宮奉幣殿へ至る全長849mのスロープカーが完成し、英彦山神宮奉幣殿まで約15分で行けるようになった。
  石段と鎖付き岩壁で辿り着く「望雲台」と呼ばれる切り立った足場30cmの岩壁は、下界に広がる森林から突き出た鷹ノ巣山が望めるなど眺望が素晴らしく、自己責任で登るロッククライミングの名所となっている。
「望雲台」は本来山伏の修行場であった。
Road Map :大分道を日田ICで下りてR496を北上、R500に入り高住神社に向かう。
Route Map:高住神社登山口より北岳、中岳、南岳までを往復すし、下山時に望雲台に寄る。
日本二百名山』 総じて地味な山、望雲台だけがスリリングで楽しかった。
望雲台はすごかった
  今回、マイナーな高住神社からのコースとしたのは ”望雲台”に行って見たかったに尽きる。 何も見所ない英彦山で ”望雲台”だけは迫力あり凄いと思った。
魔林峡散策

  湧蓋山への移動途中に ”魔林峡”看板が目に付いたので寄ってみる。
全体の一部だけだと思うが軽く散策する。 この辺りが奥耶馬渓の一郭らしい。
−−− 高住神社 望雲台 北 岳 中 岳 南 岳
登り→ 6:28 −−− 7:26 7:51 8:01
←下り 9:57 9:33 8:40 8:12 8:03
193〕英彦山 (1,200m)
”高住神社”への階段参道を登る。
左の空き地が高住神社の駐車場、その奥に綺麗なトイレがあり助かった。
昨夜の就寝前の外気温が−1℃、満天の星空だったので朝の冷え込みを
心配したが、薄曇りとなり気温1℃だった。 自販機で暖かいモーニングコーヒを飲んで6時28分に駐車場を出発する。
”高住神社”の右側から登山道に入って行く。
御神木と書かれた ”天狗杉”。 見上げる高さまで
成長しているが、大南神社の ”鬼杉”はもっと
デカイのだろうか?
三つの奇岩の内、一番興味を引いたのが
”筆立岩”で、雑木で全容が見難いが根元から
スリムに伸びており、首根っこは折れそうな感じ。
程なく奇岩が目立つ様になり、
この様な案内板があった。
左手に岩峰が見え出した。 冬枯れとは言え
立木が多過ぎてうまく全容が見えない。
自然石で整備された階段道が続く。
気温が低く、天気が悪く、陰気な雰囲気だ。
そうきつくはないのだが登り一辺倒の道が続く。
16分にて ”望雲台”の分岐に着く。 登山口から意外と近いんだ。
望雲台は下山時の楽しみ取っておく。
高い岩峰から滴り落ちる水滴で
小さなツララが出来ていた。
39分にて ”溶岩の壁”と書かれた岩峰の下に着く。
溶岩らしくない岩肌は何を指して溶岩なのか判らない。
ガラ場の急登から木製の階段道に入る。
簡単なくさり場を登る。
方向を変えて見ても陰気な暗い展望しか得られなかった。
稜線に出ると展望が得られたが、霞みが酷く、見えている山もさっぱり判らない。
58分にて ”北岳”(1,192m)に着く。
山頂周囲を縄で囲いをしているが、そんなのはまたげば済むことだ。
山頂に行ってからこの
注意書きを見たので
ゴメンなさいです。
”北岳”からは穏やかな稜線の道となり、鞍部へ下りて行く。
”中岳”の手前あった ”休息展望舎”。
大した登りではないのだが、一丁前に赤ペンキ
矢印で登りルートが示されていた。 どこからでも
登れるので意味は無い感じだった。
1時間23分にて ”中岳”(1,187m)に着く。
実際のピークは ”英彦山神社”が建っているところである。
展望舎から見ても相変わらずのモノトーンの
残念な景色しか得られなかった。
”中岳”から ”南岳”を見る。
”中岳”の山頂に建っていた ”英彦山神社”。
山頂には休息舎と展望台があったが、どちらも崩壊が激しく、
展望台は立入り禁止となっていた。 今日は霞んでいて展望台に
上って景色を眺めてもしょうがない感じだった。
1時間33分にて英彦山系最高峰の ”南岳”(1,200m)に着く。
登り時に撮り忘れていた ”英彦山山頂”の標識を撮るが、
この標識が立っているのはピークでは無いので、形だけのものだろう。
”南岳”から ”中岳”の ”英彦山神社”を見る。
ピークハントの目的は達成したので、さぁ、下山しよう。
登り時に見過ごしていた「東京コミックショー」の
レッドスネーク・カモン”が道端に祭ってあった。
下山1時間21分にて本日のハイライト ”望雲台分岐”に戻る。
登り終えてくさり場を振り返り見る。
まずはガリーのくさり場をこなす。 この向こうが望雲台と
思っていたのが、まったく違った。 岩肌は苔生して滑り
易いがステップが切ってあるので難なく登れた。
ガリーのくさり場を終えると ”望雲台”に出るかと思っていたが、
更に岩斜面をトラバースする必要があった。
ここも岩を削った道が付いていたので安心して通過出来た。
”望雲台”からの下山時、登って来る御夫婦ハイカーとすれ違った。
望雲台”に立つと久し振りに足がすくんだ。
防護柵がないと絶対に立っていられない
ナイフリッジだった。
立っているのが怖過ぎて写真も巧く撮れない。
昔の修験者は防護柵もない時代に、こんな所を走り
回っていたのか。
1時間54分にて下山を終える。 多くのハイカーとすれ違ったので、
駐車場には車が沢山増えていた。 定期バスの運ちゃんに話しを聞くと、この路線は日に2回だけの運行らしいい。
車で移動途中に薬師峠から ”望雲台”を見ることが出来た。
普通、あの壁の向こうには平地があるものだが、
”望雲台”は巾30cmのナイフリッジであった。
03/22 03/23 03/23 03/24 03/24 03/25 03/26
多良岳 雲仙岳 背振山 英彦山 湧蓋山 大船山 鶴見岳
2011年度の九州の山遠征
目の前には急峻な崖で囲まれた ”鷹巣山”が聳えている。
この後、偶然ではあるが薬師峠を通ることになり、薬師峠から
”望雲台”の崖っぷちを見ることが出来た。
ひこさん
”中岳”のピークで自撮りをしておく。
”英彦山山頂”の標識は ”中岳”のピークから少し下った所にあった。
〔魔林峡〕
遊歩道を下ると ”展望所”が整備されていた。
車で移動途中で、この表示板が目に付いたので、
寄ってみることにする。
展望所から ”山国川渓谷”の上流側を見る。
同じく展望所から下流側を見る。 見事なコバルトブルーであった。
遊歩道を少し歩いてみる。
枝沢から小さな無名滝が流れ落ちていた。
魔林峡は、猿飛甌穴群の下流1.5kmに延びる渓谷で、岩と岩の間が狭い「峡谷」となっています。
遊歩道と展望台が整備されており、四季折々の景色を楽しむことができます。
魔林峡観光
2024年4月12日改定
くさり場は見えている範囲で終わりだと思っていたが・・・
続く ”くさり場”は急峻で滑り易いのか?
ステップが切ってあった。
奥さんもくさり場を難無く登られて来た様だ。
”魔林峡”のHP
”魔林峡”の散策地図